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#FOSTEX ショールームで開催された 「Fostex 6.5″ 2way Project 総集編」に参加して来た

前回お知らせしたFOSTEXの付録をきっかけにFOSTEX様の二子玉川ショールームで「Fostex 6.5″ 2way Project 総集編」(「ロクハン」2ウェイの開発プロセス)なるものが開催されているということで、せっかくなので参加させて頂きました。

Fostex 6.5″ 2way Project とはこちらのページを。

“Fostexショールームでは1月26日、6.5″ 2ウェイ モデルの開発プロセスを公開する【Fostex 6.5″ 2way Project】のこれまでの内容をダイジェストとしてお届けするイベントを開催します。このプロジェクトは1年間かけて開発する2way スピーカーの開発プロセスを定期的に公開し、製品のコンセプトや技術的アプローチについて弊社エンジニアが解説していくものです。”
Via ‘ Fostexショールーム【Fostex 6.5″ 2way Project 総集編】開催のお知らせ | FOSTEX(フォステクス) (https://www.fostex.jp/20190116/12814/)

ということで、どうやら、FOSTEX様が新開発している、16cmウーファーユニットと、それに組み合わせるドームツイーターユニット、そして2Wayスピーカーボックスの開発をユーザーと一体になって進められているようです。

今回はこれらの構成要素がある程度方向性が決まって来たということで、総集編として試作品をご説明&試聴させて頂くイベントということでした。
イベントの様子はこちら。

前半のくだりちょっと無駄?ですかねw
また、FOSTEX様的にはおそらくネット公開してはだめな情報とか、楽曲のアップもG○○gle様に怒られますので断片的にしかお見せ出来ないのでこんな動画になってしまいました。

FOSTEX様によれば、現在このようなスピーカー製品に対する総合的な知識を持ち、かつ音に対する評価能力を有する開発者の方は殆ど存在しないそうでです。

例えば、コーン紙に使われるパルプ素材、ウール素材、カーボン素材などなどをどう配合するとどのような特性になるのかを予測したりする知識を得るには長い年月が必要ということですが、最近は若い技術者の方を長い年月を掛けて育てて行くのも難しいということでした。

FOSTEX様でも少人数で開発されているそうで、複数のプロジェクトと並行して進められるのは大変なご様子でした。

また、現在FOSTEX様では吸音材などは販売されていませんが、一方でユーザーの方は100円ショップなどで見つけて来た素材を活用されたりするなど、メーカーがご存知無いノウハウも蓄えられてるということで、メーカーとユーザーのコラボで良い結果が出ることもあるということです。

元々FOSTEX様は自作用のスピーカーユニットの開発もビジネスにされていますので、このような製品はニッチですのでコアユーザーならではのご意見が重要ということですね。

オーディオもすっかりマイナーな趣味になっているでしょうし、ましてや自作なんて更に絞られるのか。それとも現在のオーディオ趣味=自作までシュリンクしているのかは知りません。w

 

こちらがロクハン 2wayスピーカーですが、

 

 

私はプロの耳を持っていませんので、評価させて頂く資格はまったくありませんし、少なくともどのような音楽でも最高の音で再生できるスピーカーはありませんので、本当に私のようなモノが評価させて頂くのは的を得ていないと思います。

ですが、あえて申しますと現時点でのロクハン2wayスピーカーを試聴させて頂いたのですが、正直な感想としては、確かに未だ未完成かなという感覚でした。

サイズの割には低域は素晴らしく、ベースの楽曲を沢山試聴させて頂きましたがいずれも強力に再生していました。

がっウッドベース がまるでPAで拡声されているようで広がり過ぎている感じ、一方でマーカスミラーの強力なエレクトリックベースは強力なPAで再生しているようなバキンと来るパンチは出ていないような感じでした。

個人的にはまったく聞かないのですが、クラシックのような音楽の方が合うのでしょうか?

 

FOSTEXの技術者の方が解説されていましたが、本来スピーカーは得意不得意があるので、音楽よって使い分けて欲しい、最低2台持って下さいということです。w

ということで、このプロジェクトは継続され、FOSTEXショールームで定期的にミーティングが開催されるということですので、我こそはという方は参加されてみてはいかがでしょうか?

素晴らしい開発者の方とスピーカーに関する濃厚な会話が出来るというスペシャルな時間を堪能されることが出来ると思います。

そしてこの製品は2020年にリリースされるということで、更に問題点が改善されるということですので、私もその完成形を是非聞いてみたいと思います、。

 

 

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