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ZF製新8速AT 8HP70 の解説ビデオ

ハイパワーエンジン用として開発されたZF製の8速ATミッション8HP70は新クライスラー300やランチアテーマに採用される予定なんだそうです。

8HP70は8速を実現する為に5つのシフトエレメントと4つの遊星ギアセットで構成されています。
5つのシフトエレメント構成は従来の6速/7速のATと同数なんだそうで、これは内部構造の複雑化を最小限に留めると共に、7速ATと同様の大きさや重量を実現しているそうです。
5つのエレメントは2つのブレーキと、3つのクラッチユニットで構成されています。
これで4つの遊星歯車の動きと組み合わせをコントロールするワケですね。

またその構造の優れた点として、例えば8速から2速への飛びシフトが可能になるとのことです。
これは多段化に伴う必須の機能ですね。

また、画期的なツインダンパーはシフトショックの大幅な低減を実現しているそうです。

単体重量は従来の6速AT並み。
オイルポンプ、ギア摩擦抵抗の低減、トルコンの改良によって燃費への寄与率は、第二背世代6速ATから6%、第一世代6速ATに対して累計14%もの省燃費化を実現。

ここ最近、ダブルクラッチを利用したシーケンシャルトランスミッションを登載する例が多くなりましたが、まだまだトルコンタイプのATトランスミッションも進化しているんですね。
日本のメーカーも頑張れ!


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