スズキとVWの提携

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フォルクス・ワーゲンがスズキと提携というか、VWがSUZUKIの筆頭株主になりました

スズキ(7269.T: 株価, ニュース, レポート)は9日、フォルクスワーゲン(VOWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)と包括提携で基本合意したと正式発表した。VWがスズキの発行済み株式の19.9%を取得する。関係官庁の認可を得て、2010年1月に取得する予定。

スズキとフォルクスワーゲン(VW)は9日、包括提携を結ぶことで合意したのに伴って両社トップがコメントを発表した。

スズキというと軽ナンバーワンメーカーを、トヨタグループのダイハツと熾烈に争っているメーカーですが、比較的小さいメーカーとしてかなりの成功を収めているイメージがあります。

Wikipediaで調べて見ると
・刀KATANAはバイクのデザインの歴史を変えた
・かつてバイクのレーサーレプリカブームを作り出したのはRG250ガンマ
・ビッグスクーターブームを作り出したのもスズキ
・馬力規制の基準となった、RG250Γ、GSX-R400、スズキアルトワークス
・本格的な軽4輪駆動車ジムニーの存在
・ワゴンRは軽自動車のデザインと基準を変えた
・日産自動車やマツダへもOEM供給を行っている
・インドにおける自動車シェアの(年間販売シェアのうち)54%はスズキ

また、税金が安い軽自動車で大衆車としてのシェアを獲得し成長した企業ということで、トヨタ自動車の目の上のタンコブであると共に、日産やインドの例などもトヨタとしてもやっかいな企業ということなんでしょう。

また、VWは現在世界で一番エンジンのダウンサイジングが進んでいるメーカーであり、ハイブリッドを使わなくてもトヨタ・プリウス並の燃費性能を実現しそうな勢いです。

スズキも鈴木で、燃料電池のバイクやクルマを積極的に開発するなど、小さいメーカーとしてそれなりに環境性能の投資をしているメーカーであります。

ということで、これまでトヨタと仲の良かったVWと包括提携を締結したということで、これは、トヨタ自動車に対して有る意味脅威の存在かもしれません。

スズキとフォルクスワーゲンの提携で、これまで緩やかな業務提携を続けてきたVWとトヨタ自動車との関係が注目される

VWにとっても、シェアを争うことなく、小型車に対してより深い技術を追求出来る、最高のパートナーかもしれませんね。

勿論、スズキにとっても対トヨタだけでなく、世界を見据えた提携として、将来のエコへの投資など、かなりメリットがあるのでは無いでしょうか?

こちらが、スズキ自動車が発表したプレスリリース

スズキとVW 包括的提携に基本合意

スズキ株式会社(以下、スズキ、本社:静岡県浜松市)とフォルクスワーゲンAG(以下、VW、本社:ドイツ連邦共和国ウォルフスブルグ市)は本日、包括的な提携関係を構築することで合意し、両社代表が基本契約書に署名した。
大きな変革が求められる世界の自動車産業において、スズキとVWは今回の提携により将来に向け重要な一歩を踏み出す。両社は、商品ラインアップおよび生産・販売地域において相互に補完しあい、更に世界的にニーズが高まる環境技術へ共同で対応することにより、それぞれの特長を生かすことができる最適のパートナーであるという考えが一致し、このたび包括的提携の合意に至ったものである。
グローバル化と多様化が同時並行で進む世界の自動車市場において、両社はお互いの経営の自主性を尊重しながら協力関係を構築し、更なる成長が見込まれるエマージングマーケットへの対応や、環境性能に優れた小型車の開発・供給などを中心に、提携の相乗効果を目指す。
両社の協力関係を円滑に発展させるため、VWはスズキ株式の発行総数の19.9%を取得する。株式取得は、関係官庁より認可を得たのち、2010年1月に行われる。スズキは、VWがスズキ株式の取得に投じた金額の2分の1を限度としてVW株式を取得する予定である。
「世界の大手自動車メーカー2社が力をあわせ、困難に立ち向かっていくことになりました。今後の発展のために協力いたします。尊敬され、評価されているメーカーと協力できることは大変な誇りであります」と、VWのDr.マルティン ヴィンターコルン会長は述べた。
「優れたクルマづくりに対するフォルクスワーゲンの情熱に感銘を受けています。両社はお互いの強みを活かして協力し、環境に最大限の配慮をしつつ、ひとりでも多くのお客様からご支持をいただけますよう、全力を尽くしてまいります」と、スズキの鈴木修会長は述べた。
全世界的な傾向として、コンパクトかつ低燃費・低CO2車の需要が増大してきている中、スズキとVWはエマージング・マーケットから成熟したマーケットまで、初めてクルマを購入されるユーザーから先進的なクルマを要望されるユーザーまで、幅広く商品を提供していく。
会社概況
スズキは約5万人の従業員を抱え、2008年度(3月期)には230万台の四輪車と328万台の二輪車を販売。3兆円(210億ユーロ)の売り上げと、769億円(5億3,400百万ユーロ)の営業利益を計上。スズキは国内に6工場、海外にはインドを始めハンガリー、中国、インドネシア、パキスタン、タイ、スペインなど34の生産会社を有している。
VWは37万人の従業員を抱え、2008年には630万台の四輪車を販売。16兆4千億円(1,138億ユーロ)の売り上げと9千億円(63億ユーロ)の営業利益を計上。VWは世界中で61の生産拠点を有している

勿論株価も上がっています

軒並み安の中、スズキがフォルクスワーゲンとの資本業務提携が伝えられたことから、80円高の2370円と急伸した。

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