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バイク:話題

Mission Motorsのミッションとエミッション

伝統のマン島TTで、ゼロエミッションクラスのレースが開催されるという記事を、以前書きましたが→こちら【三宅島も】マン島TTにCO2排出量ゼロクラスが新設される!【是非!】 – :: 246 log ::
そのマン島でも開催される、TTXGP(タイム・トライアル・エクストリーム・GP)にチャレンジするという、世界最速を歌う電動バイクとして、新たなチャレンジャーが現れました。

このミッション・モータスのバイクの特徴は・・・・
◆テクノロジー/フューチャー
・リチウム・イオンバッテリーの採用
従来電気自動車用のバッテリーは大きく重く高価でしたが、携帯電話、ノートPCの発展によって進化を遂げており、そのテクノロジーを使うことが出来ます。
I
・高性能モーター
100ft以上のトルクを実現するモータを採用したが、モータのトルクカーブの特徴は完全にフラット。
そして、そのパワーユニットはサッカーボール大の大きさなのです。

・1速ミッション
ガソリンエンジンでは他段階ギアが必要なことろを、Missioon Mortorsのバイクあギアがありません。0?60mphまで1速でカバー

・トップライン・コンポーネント
現在お金で買える最高のパーツを採用しています。43mmチタンコートのオーリンズ倒立フロントサスペンション、ブレンボ4ピストン・モノブロックキャリパー、マルケジーニホイール、レースコンパウンドタイヤ

・回生ブレーキ
ブレーキング中はバッテリーへの回生機能が働きます。

・何処でも充電可能
通常の電気ソケットがあれば充電が可能になります。
バッテリーが空になった場合、220Vの電源で2.5時間、110Vの電源で8時間の充電時間。
満タンでカルフォルニアの電気代で1.96ドルとなります。.

・データ共有するシステム・無線システム
オンボードコンピューターを搭載しデーター授受としてデータワイヤレスコミュニケーションシステムを採用しています。
走行中のデータは常に記録されており。リアルタウムにワイヤレスでダウンロード可能で、コンピュータでそのデータを分析し、ライディングの向上や、友人と共有が可能になります。

・低いメンテナンスコスト
ガソリンエンジンを搭載していないということは、オイル交換の必要はありません、ガスケットのメンテナンスも必要ありませn、タイミングベルトの交換も必要ありません、バルブやスパークプラグの交換も必要ありません。
バッテリーパックはモジュール化されており、劣化した場合はそのまま独立して交換出来るのです。

◆スペック
バッテリーパック: High Energy Lithium-Ion w/ Integrated Thermal Management System
モーター: Liquid-cooled, 3-phase AC Induction
トルク: 100 lb-ft @ 0 to 6,500 rpm
トランスミッション: Single speed

Fサスペンション: Ohlins 43mm inverted fork; fully adjustable, 4.5-in travel
Rサスペンション: Ohlins Single shock w/piggyback reservoir; fully adjustable, 4.5-in travel
Fブレーキ: Dual Brembo 310mm disc; Brembo radial-mount forged 4-piston calipers
Rブレーキ: Brembo 220mm disc; single-piston caliper
Fタイヤ・ホイール: Marchesini forged aluminum 3.5″ x 17″, 120/70ZR17 – race Compound
Rタイヤ・ホイール: Marchesini forged aluminum 6.0″x17″, 190/55ZR17 – race Compound
Target Performance
最高速: 150mph
航続距離: 150 miles per charge (est. EPA drive cycle)
充電時間: Under 2 Hours @ 240V (8 Hours @ 120V)
回生システム: Adjustable regenerative rear wheel braking
データー共有システム: Intuitive / adjustable data acquisition system

以上の説明や、スペックを見ると、もしかしたら電動バイクはスポーツバイクとして、かなりイケてるのでは無いかと思ってきました。
ほぼ無音、そしてトランスミッション無しということで、純粋にコーナリングに専念、そして、そもそも電気制御されていますからトラクションコントロールを利用したスポーツライディング、新しいライディングの可能性が見えてきそうです。

また、220V電源では充電時間2.5時間ということで、都内から箱根にツーリング、そして、現地を走りまわり、休憩時間に充電・・・・なんて楽しみも出来そうですね(^^;;;
緊急時は、民家に頼んで、コンセントから充電も出来ますしね!(^^;;;