VWがF1への参戦意欲を見せた
以前から噂されていたフォルクスワーゲンのF1参戦の可能性について、やっと認める発言があったようです。
「われわれがF1に目を向けていることは間違いない」
VWが参戦を狙っているとすれば、レギュレーションが大幅に変更されると噂される2013年ということになるでしょう。
2013年のレギュレーションは、4気筒、ターボ、直噴という、今正にフォルクスワーゲンの主力車種と同様のテクノロジーと排気量を持つエンジンになる噂です。
El Mundo Deportivo(エル・ムンド・デポルティーボ)』紙は、4気筒で1.5リッター、ツインターボで直噴のエンジンにするということで原則合意に達したと報じている。
フォルクスワーゲンは、現在のメーカーの中でエンジンのダウンサイジング化を最も積極的に進めているメーカーです。
F1エンジンのノウハウが市販車にフィードバック出来るとなれば、フォルクスワーゲンが参戦する価値は十分にあると言えると思います。
今年もフォルクスワーゲンはルマン24時間にバイオ燃料で挑むということですが、この参戦がF1での活躍を予見出来るようなパフォーマンスを見せてくれると良いですね!
シロッコGT24-CNGの心臓は、バイオ天然ガスを使用する2リッターTSIターボエンジンです。このレースでフォルクスワーゲンが使う燃料は、ドイツ国内で再生可能な原料を使って生産されたもので、温暖化に対しての影響はニュートラルです。車両の移送およびサーキットでの燃料補給も含め、従来のガソリンを採用したエンジンと比較すると、シロッコGT24-CNGのCO2排出量は、少なくとも80%削減されています