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クルマ

"エコ"なスーパーカー ロータスの場合

そしてこちらは、ロータスエリーゼのエコバージョンです。

イギリスの有名なスポーツカー「ロータス・エリーゼ(Lotus Elise)」のエコバージョンのコンセプトカーです。

ロータスエリーゼは軽自動車並の1トンを切る車重に、1800ccと比較的小排気量のトヨタエンジンが組み合わされており、低い車高で空気抵抗も少なく元々エコなクルマと言って良いかもしれません。

それに、各部品にエコな天然繊維素材を取り入れ、結果的に軽量化、そして太陽電池パネルを搭載して、エコ度を高めているようです。

・天然繊維ベースの複合素材を用いたボディパネル、スポイラーやシートのバック
・ウール素材のシート張りやカーペットなどの内装
・水性塗料の採用
・ソーラーパネル
・アルパインが開発した軽量オーディオ&スピーカーシステム→1.5kg軽量化
・超軽量ホイールの採用→15.8kgの軽量化
・その他天然素材や軽量化の努力によって32kgの軽量化

ということで、ロータスのフィロソフィである軽量化=スポーティはエコを両立させる一石二鳥のテクノロジーなんですね。

ガソリンエンジンベースのハイブリッドシステムは、モータと電池で重量増加している分、エンジンの排気量を減らしてパワー的にも重量的にも相殺なのですが、莫大な開発費、そしてレアメタルを大量に使う高価なバッテリーを大量に使うのが果たしてエコなのか?
一方、ロータスのように、徹底して軽量化して、小排気量化しなながらも、動力性能も向上という、どちらがエコなんだかと考えさせる提案かもしれません。