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My AURATONE復活作戦:まとめ編

ということで、AURATONE 5C-VのエンクロージャーにPARC Audioの10cmウッドコーンフルレンジスピーカーをポン付け成功ということで、早速Macに繋いでの感想は、、、


まず再生システムのご紹介、、、
私の音楽ライブラリiTunesが動作するのはMac G5です。
G5からは光デジタル出力を使います。
受け止めるのはYAMHAのDP-U50というサウンドプロセッサです。通常のオーディオシステムならG5がプレイヤーで、DP-U50がプリアンプという位置付けでしょうか?

そして、DP-U50に繋ぐのはかなり昔自作した15WのMOS-FETパワーアンプです。
ディスクリートのMOS-FETを使い、大型の電解コンデンサーを使っていますので、大柄なラックタイプの筐体に入っています。
Macの光デジタル出力使って良い音再生するには、光入力を装備した現代のAVアンプ使えば機能的にも音質的にもまったく問題が無い訳ですが、せっかく自作したこのアンプは、AURATONE と共にCDプレイヤー時代から長年愛用していたのので、iTunesに再生を移行した後もDP-U50経由でなんとか使い続けていたものでなのです。
DP-U50はもうずっと昔に製造終了されていますが、今だとこの手のPC用デジタルアンプとして利用出来る製品はこちらが良いかと、、、

そして、このパワーアンプからAURATONEに繋ぐのですが、おまけでサブウーファーYAMAHA YST-MSW8も使います。

せっかくのフルレンジ1発のAURATONEにサブウーファーなんて、邪道かもしれません。
やはり、サブウーファーで追加した低音はどうしても不自然なのでYST-MSW8使いどころとしては、AURATONEのすぐ後ろに設置し、ほんの少し、聞こえるか聞こえないかくらいの音量で低音を追加することでその音量以上に再生レンジが広がったような錯覚を与えることです。
シアターシステムでよくあるサブウーファーは床方向に低音を出し部屋全体に低音を響かせるものが多いのに対して、YST-MSW8は前面のポートだけで低音を出しているのもポイントで、デスクトップで使うのに適しています。
AURATONEの良さは、ニアフィールドで聞くことだとよく言われています。
ユニットの直前で音を聞くことで、フルレンジの音を全て耳に入れることで、本来は不足している低音を聞き分けることが出来るようになります。
ヘッドホンユニットを耳から外して聞くとスカスカなのに耳に付けると低音が聞こえてくるのと似ているのかもしれません。
前置きがかなり長くなりましたが、AURATONE+PARC 10cmウッドコーンの音は、オリジナルとは比べものにならない位、ピュアオーディオに変身しました。
ディスプレイの両側に置き、つまり目の前直前で聞く限りはサブウーファーの必要性は感じられない締まった低音、そして高音も確実に伸びた訳ですが、PARC Audioが主張する聞き疲れさせないコンセプトの恩恵を預かることが出来ます。
密閉型に思いっきり吸音材を詰め低音を切り捨て、フルレンジの美味しいところだけを味わうことが出来るAURATONEのエンクロージャーは、最新のユニットに置き換えても十分使えることが出来ました。
また、YST-M8でほんの少し、低音を付加してやると、A&Vフェアで聞いたバックロードフォン的に近付くような気がしました。
バックロードフォンも低域を物理的に増幅する仕掛けですが、これを電子的にサブウーファーで付加するのもアリだと思います。
出来れば、YST-M8を左右に一本づつ、AURATONEの直後に設置すればよりバックロードフォン的なんじゃないかと思いますが、もう手に入りませんからこのへんで止めて置きます;;;^^)
今回、AURATONEオリジナルユニットにお休みしてもらい、最新のユニットを組み合わせてみたのですが、想像以上のパフォーマンスを示してくれて大満足でした。
何よりもPARC Audio様のユニットが良かったというのが一番の原因だと思いますが、AURATONEをPCスピーカーとして使う良さも再認識しています。