ストリートフォトグラファーになる為のシンプルな10の法則

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米国の写真家 Steve Huffのブログで、世界の街中を舞台に活躍するストリートフォトグラファーであエリック・キム氏(Eric Kim : International Street Photographer)のストリートフォトグラファーになる10の方法を公開しています。→10 Simple Ways to become a better Street Photographer by Eric Kim | STEVE HUFF PHOTOS

まず、基本としてストリートフォトグラファーになるにあには凝ったカメラや高価なレンズは必要無く、必要なのは情熱と日常生活に対する好奇心ということです。

以下良いストリートフォトグラファーになる為の10の方法

1.被写体に近付こう

ロバート・キャパ氏曰く「もし皆さんの写真があまり良くないと感じたら、それは十分に近付いていなかったということです」
写真を撮影する時に被写体に近付くというのは不可欠なのです。
最初は怖いかもしれないが、撮影を続けると慣れてきます。
ただ人に近付くと警戒される場合もあります。また見る方にシーンを伝える為には背景についても確認してください。

2.人々の顔を撮影しよう(背後からは撮影しないこと)

偉大な写真家の中には背後から撮影する人もいるが、やはり、人々の表情を捉えることがオススメ。
人間は同じ表情をすることは無い、表情によってその場のストーリを表現してくれることが多い。
後ろ姿に興味がある人を見つけたら、必ずその人の前に出て撮影しよう。

3.ストーリーを語ることに焦点を当てよう

街中で撮影する時、ストリートフォトグラファーは常に他人にその場のストーリをいかに語れるかを考えること。物語が無いただの人やシーンの写真を撮ってはいけません。

人と人の関係や、その人が着ているものからような性格が解るので観察しましょう。

4.撮影許可を求めないこと

普通、許可を求めることで安心して写真を撮影することが出来るが、ストリートフォトの定義はキャンディッドであり、許可は必要無いということです。

写真の世界において「キャンディッドフォト」と呼ばれる手法がある。この手法は広義では「スナップ」と同義なのだが、もともとは隠し撮りの意味を持つほど、より速写性やリアルな表現が重視される表現方法である。

Via : [レビュー]変わらないことを望まれた最新デジカメ–リコー「GR Digital II」 – (page 5) – CNET Japan

撮影する時許可を得るということに依存し過ぎるということは自由を失うということ。

理由としては、許可を求めた被写体は自然さを失い、結果としてストリートフォトグラフとしてのキャンディッドな雰囲気を失ってしまうということです。
また多くの人はカメラを向けると同じような笑顔を作りますがこれも不自然です。

ただ米国では公共の場での写真は100%合法ですが、欧州やその他の地域によっては、複雑な法規が存在するので注意が必要です。

※日本の肖像権と写真に関係について以下参考

肖像権(しょうぞうけん)とは、肖像(人の姿・形及びその画像など)が持ちうる人権のこと。大きく分けると人格権と財産権に分けられる。プライバシー権の一部として位置づけられるものであるが、マスメディアとの関係から肖像権に関する議論のみが独立して発展した経緯がある。
Via : 肖像権 – Wikipedia

※肖像権、プライバシー侵害などのトラブルになることも多いようなので自己責任でお願いいたします。
5.広角で撮影すること

キム氏のストリートフォトグラフを進化させたのは広角の単焦点レンズで撮影することでした。
当初50mmレンズで小型センサーのボディで(換算85mmくらい)で被写体と距離を置いて撮影していました。良いイメージを得ることが出来ましたが、満足出来ませんでした。

その後フルサイズカメラにアップグレードし、広角の35mmレンズ装着して撮影するようになり、より広い画角を得ることが出来るようになりました。
その結果、人間のみならず背景にも主眼を当てることが出来るようになりました。
更に広角単焦点レンズを使うと自らの足を使って構図を探すようになります。

キム氏はより親密な関係を求める為、現在では更に広角の24mmレンズを使っています。

6.ホームレスの方やストリートパフォーマーの写真は撮影しないこと

これらの人々を撮影するのは実に簡単なことで、多くの人がそうしているということは、写真としての希少性は低く、チャレンジングなことではありません。

街頭で普通の人々の写真を撮ってみてください。 それははるかに道徳的でありチャレンジングなことなのです。

7.角度を付けることを試みること

95%の写真が人間の目の高さで撮影されています。
ということはこれと同じ位置で撮影することは、独特の視点になっていないということです。

様々な角度での撮影にチャレンジしてみましょう。しゃがんで地面近くにカメラを配置して極端なローアングルで撮影してみてください。
こうすることで被写体の人生をより大きく見せることになり、写真の芸実的価値を高めることが出来ます。

カメラを傾けることも試みてみましょう。そうすることで被写体をよりダイナミックに表現出来るようになります。

ビルなどの高いところに登って人々を高い視点で撮影し、更に被写体が映し出す影を捉えるようにしてみましょう。

とにかくストリートでは常に異なる角度を試してみること。

8.偉大な写真家の仕事を学ぶこと

偉大なストリートフォトグラファーの作品から学ばない限り、良いストリートフォトを見分けることは難しいのです。
多くのストリートフォト写真集を購入すること、そこから構図、フレーミング、そして哲学を学ぶことはストリートフォトグラファー視線を得る最良の方法なのです。

以下の作家の作品が参考になる。

  • Henri Cartier-Bresson アンリ・カルティエ=ブレッソン
  • Robert Doisneau ロベール ドアノー
  • Andre Kertesz アンドレ・ケルテス
  • Brassai ブラッサイ
  • Weegee ウィージー
  • Helen Levitt ヘレン・レヴィット
  • Robert Frank ロバート フランク
  • Garry Winogrand ゲイリー・ウィノグランド
  • Vivian Maier





9.毎日撮影すること

ウッディ・アレンの名言”成功の80パーセントはその場に現れること” これはストリートフォトグラフィにも当てはめることが出来ます。
良いストリートフォトグラファーになる為には、街中で撮影を続ける以外の方法は無いです。
キム氏がストリートフォトグラファーになる前、複数の仕事を抱えていた時、昼休憩には必ず撮影をしていました。
今でも1日15分、一週間に数時間、毎日撮影し続けることが良くなることだと信じています。

10.写真を公開する前に時間を置くこと

ここ最近のデジタルカメラを用いることにより、より簡単に数百枚の写真をインターネットで公開することが可能になっています。言い換えれば、ベストショットを選択することがより大切になっているということです。

ストリートフォトグラファーのGarry Winogrand氏は、撮影している時の気持ちで良い写真か否かを判断すると誤った選択を行う。ということを言っています。
Winogrand氏は、より自然な気持ちで写真を選択出来るように意図的に1年後に写真を処理するそうです。

とにかく良い感じで撮影出来た日であっても。それあら少なくとも数日置き、写真アップロードする前にそれを見直すようにしましょう。

そうすることで、良い写真の選択が出来るようになり、あたなをより良いストリートフォトグラファーとして印象付けることが出来るようになるのです。

いかがでしょうか?

写真家を目指されている方にとってはどれも当たり前のことかもしれませんが、少なくともそのへんで何も考えずに撮影した、(最近や流行っている)被写界深度が浅いボケボケ写真を、ネットにアップしまくっているようでは、写真家にはなれないようですね。

反省〜w

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