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2005年04月16日

最初に乗ったのは525EXC-R

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このバイク、前のエントリで説明させていただきましたように、エンジンはモトクロッサーのエンジンそのものです。レーシングエンジンを公道で味わえる、、、ということで期待が盛り上がってきます。。。。

といっても実は、先週、400EXC-Rのこれまたモタード仕様を乗せていただいてました。
400試乗記はこちらのエントリへ→Room246: #3. KTM 400 EXC RACING アーカイブ

ということで、車体はほぼ同じの400と525、、、ベースとなる450を間にはさんでどう違うのでしょうか?

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400の試乗後の予測通り、525のエンジンはよりパワーがありましたが、上の回転域では圧倒的に400の方が気持ちいいエンジンでした!
ちなみに、450のボア×ストロークが、89x72mm、400が89x64、525が95x72。つまり450をベースにショートストローク化したのが400、ボアアップしたのが525ということで、400はより高回転に、525はよりパンチが出るよう、450を中心にしてそれぞれに個性が出るようないいラインナップだと思います。

乗り初めてまず400との違いを感じたのが、低速のレスポンスです。400の場合は普通の市販エンジンとさほど変わらないレスポンスなのにたいして、525の方はアクセルを少し開けただけで機敏に反応し、前に出たがります。爆発的な加速ではないので慣れると全然問題ないのですが、、、
上までまわすと400とは明らかに違う力を感じますが、中速域に凝縮されていてあまり上まで回す気がしません。クロスしたミッションが入っていることもあり、上のギアを選択して再びトルクを味わいたくなります。

ハンドリングは直線道路が主な試乗コースだった為、よくわかりませんでしたが、400とまったく同じ車体にも関わらず、フレームおよび足回りともに心もとない雰囲気がしました。これもエンジンのパワーアップによるものだと思います。

ということで525EXCは力は十分だけど、高回転のオーバーランがいま1つという感じでした、でも街中最速なことは確かですよね!!たぶんエンジンはオリジナル?の450ccがいちばんバランスがいいのでしょうね!

と言ってみたのですが、公道ではなくトラックで競技用として使用する場合は抜けのいいマフラーを装着すると確実に高回転の戦闘力がアップすること確実なのでしょうね!
いやホントはこんなちょっと過激なマシンで思う存分遊んでみたいっす!

投稿者 156gta : 23:09 : Permalink | トラックバック

そしてSuperDukeに試乗

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いよいよ待望?のSuperDuke900に試乗です!
ホントはオレンジ色に乗りたかったのですが(^^;;;割り当てられたのは黒でした〜試乗には全然問題無いんですけどね!(笑)

さて、この75°V-Twinエンジン、そのシリンダー角、そしてオフロードメーカしかも競技指向のKTMが造ったエンジンということで、少し荒々しい振動のあるエンジンを想像していたのですが、セルを回してエンジンを始動した瞬間びっくり!
4気筒並みのスムースでジェントルなアイドリングを始めました。
そしてブリッピングさせると更に驚いたことに、これまた大排気量Vツインとは思えないくらい振動が無くスムースなふけ上がりを見せたのです。これはドゥカティの749エンジンと比べてもこちらの方が排気量が小さいのでは無いかと思うくらい、いや本当に2気筒?なんておもうくらいで少し面食らいました。

直前に乗ったバイクが525EXC-Rということもあり、いきなり平和な世界に戻った自分に気がつきました(笑)
道に出てからも明らかに乗りやすいです。ハンドルの高さも過激ではなくエンジンもあくまでもスムース、一方で音はなかなかいいです。ドゥカティのような弾けるような特性でなく、ツインなのにまるで宙を滑っているような感覚です。
そして道が開けアクセルを開けると、今度は逆にツインのパルスを味わえるようになります。
このエンジンは今までツインで味わったこと無い感覚です。低回転で振動が少ないということはバランサでも入っているのでしょうか?調べてみよっと。

ハンドリングはこれまた直線では良く判らないのですが、とにかくオフロードベースのEXCに比べてオンロードは遥かに安心して乗れます。通常の車線変更や交差点ではEXCなどもモタードに比べて逆に軽いくらいです。オフ車キャスターが寝ていますのでそうなるんでしょうね。
また、L-Twinに比べて重量物がより中心に集まっているせいか、ホイールベースが短く感じます。とにかく400ccのバイク以下の取り回し性なので、これもまた街中では超お勧めのマシンでしょうね!
当然999ccですからパワーはモタードの比ではありません。ドゥカティのツインとはちょっと違いリニアにそして確実に加速して行きます。
その個性的な外観に比べてエンジンの完成度は高く、ハンドリングもまったく問題ないどころかこちらもストリートで素早く動くことを主眼に置いたセッティングで全てが乗りやすい方向に振ってあります。レプリカのように段差でハネることもありませんしね!!

とにかく大穴のこのバイク、モタードを狙っていた友人はマジ考え込んでしまいました(笑)

投稿者 156gta : 23:10 : Permalink | トラックバック

最後に640LC4 SuperMoto

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最後に、最初からオンロード仕様で販売されているモタードイメージのマシン、640LC4-SMに乗りました。
640と言っても排気量は625とのことです。EXCより排気量が100cc多いということでさてその違いはどうなんでしょう?

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640は先のエントリで書きましたように、レーサーでは無く市販バイク用としてのLC4エンジンを搭載しています。排気量は600ccを超えますのでビッグシングルと言われるカテゴリです。
昔、SRX-6に乗っていましたが、ビッグシングルというのはトルクで余裕で走るイメージですが、そうではありません。エンジンはどちらかというとピーキーなのです。ピーキーと言っても2ストのような高回転でパワーが盛り上がるのではなく、3000rpm〜5000rpmくらいの間だけで強烈なトルクを発揮するということです。
このLC4も正にそんな感じでした。勿論KTMのエンジン、そしてSRXより10年以上新しいのですからよりパワーはあります。全開加速するとそれなりに迫力満点です。
しかし、気になったのは振動です。振動がステップ、ハンドルからモロ身体に伝わってきます。SRXにはバランサが入ってましたのでこれほどまででは無かったような気がします。とくにステップは普通のスニーカーだと辛いかな、、、、(^^;;;
ハンドリングはEXCのようにレーサーベースではありませんので、より緩慢です。エンジンも当然重いのでしょう。しかしフレームはEXCがギリギリの軽量化の為か、少し頼りない感じがしたのに対して、安心してオンロードでも乗れる丈夫さを感じました。
このバイクは少しの振動なんか物ともしなく、少しくらい重いフレームとビッグトルクを押さえて走るマッチョな街乗りライダーにぴったりですね!?って日本人には向いてないかな、、、、
オフ車の方であれば振動もそんなに問題では無い(オフロードブーツでだしオフを走るので振動を気にする必要はない)でしょうからモタードではちょっとアンバランスかな?
でも安心して乗れるエンジンを搭載したビッグシングルというこでKTMが好きでEXCのレースエンジンを敬遠する方々には良い選択でしょうね!!

投稿者 156gta : 23:11 : Permalink | トラックバック

KTM Japan様に感謝!

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ということで、いろいろなバイクに乗せていただきましてどうもありがとうございました。
KTM Japan様のサイトはこちら。

KTM Japan

投稿者 156gta : 23:12 : Permalink | トラックバック

信じられない変化
伝説のエンジンオイル

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