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「F1 疾走するデザイン」 展感想など:その1

ということで、館内撮影禁止ってことで、引用記事と共に感想を、、、
※引用は、kwout | A brilliant way to quote経由で

会場全体はけっこう明るく、F1の細部まで見やすい照明レベルでした。
ロンドンで開催されている様子を見るとけっこう暗めだったようですが、、、、

ロンドンでの展示風景

Cooper T51 1950年代 クーパー クライマックス
車体名 Cooper T51
コンストラクター クーパー・カーズ(英国)
製造年 1959
排気量 2,499cc
最高出力 230bhp 7,500rpn
グランプリ出走回数 126回
F1史上初のミッドシップマシンだそうです。
クーパーと言えば、FFのミニクーパーが有名ですが、FF車を小型車の原型とし、ミッドシップをレーシングカーの原型としたという功績は自動車史上に燦然と光り輝くものですね!
そしてそのフォルムは流線型そのもので、ミッドシップによって本当にロケットのようです。
この頃、安全性というのもかなり低いレベルで、エンジンが無くなった前部はドライバーの前は何も無し、、、
230馬力のマシンはその当時でも相当のスピードが出ていたと思われますが、かなり命掛けだったと思われます。
ホイールがクーパーっぽいのがかわいいっすね(^^;
Brabham BT20 1960年代 ブラバム レプコ
車体名 Brabham BT20
コンストラクター ブラバム(英国)
製造年 1966
エンジン レプコ620 V型8気筒
排気量 2,994cc
最高出力 302bhp 9,000rpm
グランプリ出走回数 25回
F1で最も長く続いた3000ccというエンジンレギュレーション、ブラバムはV型8気筒で挑み成功したとのことです。
その後のFORDのコスワースDFVはF1史上最も成功したエンジン、これも8気筒エンジンですね。
で、3000ccになり馬力も300psを超えた訳ですが、未だウィング類は装着されていません。逆に300psもあれば最高速度もかなり出る筈です。
コーナリングは本当にテクニックを要求された筈です。
ブラバムはクーパーと同様にイギリスのチーム、ナショナルカラーのブリディッシュレーシンググリーンが渋杉(^^;;;でした。
Lotus 77 1970年代 ロータス フォード・コスワース
70年代になり、F1マシンのウィングは常識になり、ロータス72はウェッジシェープという独特のフォルムを発明しました。
流線型であったF1が、くさび型に大変身したのです。
そして、このロータス77で現代のF1で最も重要な空力を極めるデザインが初めて登場、それはグランドエフェクト、つまりマシン全体が1つの翼になり路面に吸い付くというコンセプトがロータスにより発明されました。
またF1のタイヤはスリックタイヤとなり、空力と相まりコーナリング速度は飛躍的な向上を見せたのもこの時代です。
今のF1より遥かに太いリアタイヤは迫力そのもの、今見てもこのマシンのフォルムはそそられるものがありますね、、、
クーパーといい、ロータスといいF1 発祥の地イギリスは、その後のマシンの革命も主導してきたお国、まさにF1と言えばイギリスということをこの展示会では示したい一面もあるようです。
ロータスのマシンはスーパーカーブムもあり大人気、そのウェッジシェープと、JPSのブラックな超カッコ良いカラーリングはフェラーリと2分する人気チームでした。