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そしてSuperDukeに試乗

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いよいよ待望?のSuperDuke900に試乗です!
ホントはオレンジ色に乗りたかったのですが(^^;;;割り当てられたのは黒でした〜試乗には全然問題無いんですけどね!(笑)


さて、この75°V-Twinエンジン、そのシリンダー角、そしてオフロードメーカしかも競技指向のKTMが造ったエンジンということで、少し荒々しい振動のあるエンジンを想像していたのですが、セルを回してエンジンを始動した瞬間びっくり!
4気筒並みのスムースでジェントルなアイドリングを始めました。
そしてブリッピングさせると更に驚いたことに、これまた大排気量Vツインとは思えないくらい振動が無くスムースなふけ上がりを見せたのです。これはドゥカティの749エンジンと比べてもこちらの方が排気量が小さいのでは無いかと思うくらい、いや本当に2気筒?なんておもうくらいで少し面食らいました。
直前に乗ったバイクが525EXC-Rということもあり、いきなり平和な世界に戻った自分に気がつきました(笑)
道に出てからも明らかに乗りやすいです。ハンドルの高さも過激ではなくエンジンもあくまでもスムース、一方で音はなかなかいいです。ドゥカティのような弾けるような特性でなく、ツインなのにまるで宙を滑っているような感覚です。
そして道が開けアクセルを開けると、今度は逆にツインのパルスを味わえるようになります。
このエンジンは今までツインで味わったこと無い感覚です。低回転で振動が少ないということはバランサでも入っているのでしょうか?調べてみよっと。
ハンドリングはこれまた直線では良く判らないのですが、とにかくオフロードベースのEXCに比べてオンロードは遥かに安心して乗れます。通常の車線変更や交差点ではEXCなどもモタードに比べて逆に軽いくらいです。オフ車キャスターが寝ていますのでそうなるんでしょうね。
また、L-Twinに比べて重量物がより中心に集まっているせいか、ホイールベースが短く感じます。とにかく400ccのバイク以下の取り回し性なので、これもまた街中では超お勧めのマシンでしょうね!
当然999ccですからパワーはモタードの比ではありません。ドゥカティのツインとはちょっと違いリニアにそして確実に加速して行きます。
その個性的な外観に比べてエンジンの完成度は高く、ハンドリングもまったく問題ないどころかこちらもストリートで素早く動くことを主眼に置いたセッティングで全てが乗りやすい方向に振ってあります。レプリカのように段差でハネることもありませんしね!!
とにかく大穴のこのバイク、モタードを狙っていた友人はマジ考え込んでしまいました(笑)