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雑誌ENGINE 7月号は「写真とクルマ」特集 買いです

ENGINE(エンジン) 2016年 07 月号 [雑誌]を買いました。


巻頭特集の副題は「19世紀に生まれ、20世紀に花開いたふたつの機会芸術の関係を探る」です。

写真は、速度を封じ込めるもの、クルマのウィンドウはフレームであること、人とクルマの写真は我々の想像力を刺激する力があること、、、、
一方で、スーザン・ソンタグの著書「写真論」ではクルマとカメラは銃と同じく“略奪の武器”の揶揄と書かれていること、、、

などなど、なるほどと思わずうなずいてしまう内容でした。

また、著名というより歴史的なカメラマンの写真、ミュージシャンとフォトグラファー、そして、記憶に残るクルマの広告写真などなど、見どころ読みどころ満載で、1080円でこの内容が買えるなんて奇跡の1冊と言って良いと思いました。

今カメラもクルマも、機会的には究極の完成度となり、その後、コンピューターの力を借りて、更に、誰でも簡単に撮影、運転が出来る時代になりましたが、いずれもレトロな回帰も見せ始めています。

これからも写真とクルマは人間の文化と密接な関係を続けて行って欲しいと思います。


写真論

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明るい部屋―写真についての覚書

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