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結局F1各チームは二段ディフューザーをマネする?

ブラウンGP、トヨタ、そしてウィリアムズが快走している理由、それは、KERSを搭載していないこと、そして、二段式のディフューザーを装備していることです。

このようなディフューザーに気が付かなかったチームは、現在、控訴中なのですが、事前にFIAが調査した結果レースで実際に走行する許可も得ていますので、どうやら認められる可能性は低いかもしれません

マレーシアに向けてあわただしく撤収を進めているアルバート・パークのパドックで、ブラウンGPらが採用しているディフューザーの設計をすでに5チームがまねをしようとしている、とのうわさが広がっていた。

ということで、フェラーリやマクラーレンなどトップチームは既に、研究室の中では同様のディフューザーが完成し、コンピューター解析や風洞実験が進められているようです。

その結果、上の記事では最初から14%!もリアダウンフォースが増加するそうです。
今年からのレギュレーションでは、巨大なフロントウィング、そして、小さくなったリアウィングとどう見てもリアのダウンフォースが不足しそうですから、ディフューザーで14%もダウンフォースを増加させるだけで、かなりラップタイム的には有利なものになることが予測されます。

トップチーム資金力と開発力からすれば、すぐに同様のパーツが完成しそうですね。
ただ、今年のレギュレーションでは、シーズン中にテストすることは出来ませんから、その実力は、レースウィークでしか試すことが出来ないのが難点かな?

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