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ハイエンドコンパクトデジカメ4機種の比較記事

私も愛用しておりますRICOH GR DIGITAL 以来、コンパクトデジタルカメラに”高級”という分野が復活しました。
そして今では各社それぞれ特徴を持たせたハイエンドコンパクトデジタルカメラを発売するに至りました。

そんなハイエンドコンパクトデジタルカメラを比較した記事をご紹介いたします。

最近、「ハイエンドコンパクトデジタルカメラ」ともいうべきジャンルが復活している。一時期、まだデジタル一眼レフが下位モデルでも20万円以上していたころには複数のカメラが発売されていたが、デジタル一眼レフの価格が下がるとともに、「手軽なコンパクトデジカメ」、「高画質で撮影を楽しむデジタル一眼レフ」といったようなすみ分けができ、次第にその姿を消していった。

前回の「ハードウェア編」に続き、今回は実写編をお届けする。「遠景」、「中景」、「マクロ」、「高感度」の各シーンを撮り比べ、絵作りの差を比較してみる。

ということで、比較されているのは以下4機種
Nikon COOLPIX P6000

Panasonic LUMIX DMC-LX3

RICOH GX200

Canon PowerShot G10

←Amazonが古い機種の画像出してるみたいですが、、、

■重さ
PowerShot G10 350g>COOLPIX P6000 240g>LUMIX DMC-LX3 229g>GX200 208g>GR DIGITL II 170g

もっとも持ちやすいのはGX200。GX200は本体も軽量で、気軽に持ち歩くカメラ
LX3が一番持ち難い

■操作性
右手だけで操作できるのは、GX200とLX3
P6000は設定変更の多くの場面で両手での操作が必要になる。
LX3はすべり落ちそうになる
GX200は好印象
G10は上部に配置されたダイヤルが特徴的

■カスタマイズ性
GX200は3つ、それ以外は2つまでの設定を登録できる

■その他の特徴
P6000 GPS、LAN
LX3 画像比率を4:3、3:2、16:9の3種類、720pのHD動画
GX200 外付けの液晶ビューファインダー
G10 上面ダイアル、NDフィルター

■遠景
DMC-LX3 派手、濃い色彩、見栄えいい、細部表現良い、ノイズ少ない、ボケが綺麗

PowerShot G10 見た目に近い、自然な色、高画素だが細かいノイズ

COOLPIX P6000はグリーン、レッドの再現が派手、シャープネスが強め、マクロで色がきれい、ボケが溶ける

■マクロ
DMC-LX3 緑色かぶり、背景がなめらか

PowerShot G10 緑色かぶり、背景が塗り絵っぽい

COOLPIX P6000 色がきれい、ボケが溶けてイマイチ

GX200 ボケもきれい、色再現もいい

■ 高感度
COOLPIX P6000 ノイズ低減が強力、解像感も犠牲

DMC-LX3 解像感を残す、ノイズ低減が抑えめ

GX200 ISO800からかなりの量のノイズすでに非常用

PowerShot G10 ノイズと解像感のバランスが良い、コントラストは弱め

■画質まとめ
画質が良かったのはPowerShot G10、解像感、高感度も良い
DMC-LX3も健闘、細部表現も良い、低感度で暗部ノイズが少、白トビ黒つブレに強い

■全体のまとめ
GX200 広角、マニアックな撮影に

P6000 ガジェット好きに

LX3 広角、簡単撮影、ファミリーユースにも向いている

G10 最も機能が豊富、優等生的、画質が良い

ということで、これ1台ならCanon Powershot G10、コンパクトマニアなら、GX200、パパやママならLX3、旅してGPSならP6000といった具合でしょうか?

個人的には、これらの4機種、多機能でありながら、それぞれが出来ること出来ないことがあるのが面白いですが、逆に選ぶのが難しそうですね。
結局、何も出来ないGR DiGITAL IIを選ぶと思います(^^;;;

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