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クルマのマフラーが発電機になる日

何と熱をそのまま電気エネルギーに変換する素材が実用化寸前とのことです。

このほどあるメーカーが開発した「スクッテルダイト系熱電変換材料」は、ナント、廃熱を直接電気に変換することができるのです。

この熱電変換材料を用いて50mm角×高さ8mmの熱電変換モジュールを試作し、上面(高温側)を720℃、下面(低温側)を50℃の条件で試験したところ、熱電変換効率7%、出力33ワット(出力密度1.3ワット/cm2)と高い熱電変換性能を得ました。
 今後は、熱電変換効率をさらに改善し、量産化に必要な技術開発を進め、自動車、工場、焼却炉などにおける熱エネルギーの有効利用に向けて、2010年の実用化を目指して研究開発を進めてまいります。

たった5cm角の面積で、33ワットですから、車のエキゾーストマニフォールドなどを、それで覆えば十分な発電能力になることでしょうね。
ハイブリッドに組み込めば更に燃費の良い自動車が完成しそうです。

まず最初に実用化されるのは2010年頃だそうですが、電気自動車の普及の前に、排気ガス発電は一般化されるのでしょうか?

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