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GT-Rはショーの主役として君臨出来たのか?

今回のショウはNISSAN GT-Rの為にあると言って良いほど、話題の中心です。
というか、他メーカにそれに匹敵する話題が無いっつ〜か;;^^)

さて、実物は、、、


サイドビューは新しいような、古いような、、、、
かなりキツいエッジのキャラクタ−ラインが印象的ですが、BMWのZ4がそれを多用しているようにトレンドなのかもしれません。

まず一見判る特徴は、目、ライトとそれがビルトインされている部分がフロントマスクを分断しているということ。

そして、大きく口を開けたグリル。結果、クラシックカー、あるいは、スーパーセブンのようなフロントフェンダーが独立することを連想されるデザインです。

一見似ているデザインはなさそうですが、このようなフロントフェンダーを極端に主張させるデザインは、そう、RX-8も同じ考え方です。あるいは、PTクルーザー?(^^;;;;

斜め後ろからはウェッジスタイルを強調、そしてルーフとガラス、そしてサイドのキャラクターラインの関係は、ランチアストラトスを思い浮かべます。

ちなみにこちらも今年発表されたランチアストラトスをリスペクトしたコンセプトモデル。

一方、Cピラーは独自のラインを、、、

そう、ピラーの丈夫が折れ曲がった造形。
Cピラーはクルマの中で一番大切な要素、そしてデザインの統一感、安定感を作り出す部分だそうですが、ここをあえて不安定なイメージにしてインパクトを与えています。

リアビューは折れ曲がったCピラーのせいか、オープントップを被せたようにも見えます。全体的には堅苦しく、重いデザインになりそうなところですがこのピラーのせいで、ルーフの存在を希薄にし、重心が低く見えるようです。

そしてこれまでのGT-Rというと、大きなリアウィングが特徴的でしたが、相対的に控えめに。
しかしながら十分に迫力あるリアビューはただ者では無いGT−Rだぞ!とひしひしと伝わってきます。

スカイラインGTR ではなく、NISSAN GT-R としてデビューするこのクルマ。
全体的に時間をかけて考えに考えたデザインです。全てのラインがどういう意味があるのかを語りたくってしょうがない気迫が伝わってきます。
このままの姿で市販されるのでしょうか?

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