FIAのルノーに対する裁定は"比類なきほど寛大"

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ルノーF1のクラッシュゲート事件に対するFIAのある意味”甘い”裁定に各方面から意見続出のようです

まず疑問なのは、今回の故意的なクラッシュは当事者であるドライバーのみならず、一緒に走行していたチーム全て、マーシャル、そして、観客まで巻き込んでしまう可能性あったということで、刑事事件に値するのでは無いかということです。
そもそもピケjrが”安全”にマシンを全損させたのは、奇跡と言って良いかもしれません。

過去WRCでリストラクターの不正でトヨタチームは翌年のWRC出場停止を、ホンダF1は燃料タンク疑惑でポイント剥奪と3戦の出場停止を、また、ルノーチーム自身も、タイヤが外れたことで次戦の出場停止を命じられた(土壇場で取り消しになりましたが)ことがありました。

これらのテクニカルな不正や責任問題で、出場停止以上のペナルティになるのに、人命にかかわる不正が執行猶予で済まされるのはバランスが悪いのでは無いでしょうか?

Times紙は”比類なきほど寛大”という表現を使っています

FIA(国際自動車連盟)は裁定の中で、ルノーの違反について「比類なきほど重大」と表現していた。しかしロンドンの『The Times(タイムズ)』紙は、世界モータースポーツ評議会が決定した処罰を「比類なきほど寛大」と報じている。

元F1チャンピオンでありドライバーの安全に対する積極的な活動を行ってるデーモンヒル氏は”バーニーのゲーム”という表現を

「F1は自分自身に問い尋ねなければならない。ただの非常に高価なエンターテインメントなのか、正式なスポーツなのかね。ここにF1のどこがいけないのかという全編がある。それは『バーニーのゲーム』と呼ばれるもので、そのエピソードの歴史は典型的なもんのだよ」

そして、何よりも一番大切な、観客側であったシンガポールのメディアも痛烈な批判を

地元シンガポールの『ストレーツ・タイムス』紙は、「これはF1というスポーツに対する明確な冒涜。
しかしF1を統括すべきFIA(国際自動車連盟)は最大の責任逃れをした」と、非難。

結局、F1の危機的な状況で、ルノーを保護したFIAの思惑は本当にF1ファンの為になるのか??という判断が、FIAと観客の側ではまったく異なる見解なのかもしれません。

今回の事件は、今後のF1人気を継続させて行く上でのターニングポイントになるのでは無いでしょうか?
仮にF1が単なるショーであり、プロレスのような仕込みありを理解してくれる観客に対する興行を目指すのか、それとも、純粋なスポーツとしてフェアな戦いを前提としたファンを獲得して行くのか?大きなターニングポイントなのかもしれませんね。

多くの関係者は、すでにホンダとBMWを失ったF1で自動車メーカーの参入を保護するため、FIA(国際自動車連盟)が巨額の罰金、あるいはレースまたは選手権出走禁止のような明白なペナルティーを科さなかったと信じている。

ピケには意図的なクラッシュを強制された「被害者的側面」もあるが、指示を拒否しなかったことへの批判も強く、今後のF1復帰には否定的な声もある。
 F1界は近年、スパイ疑惑や性的スキャンダル、虚偽報告や分裂危機など問題が続く。またもマイナスイメージが残った。

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