246Gallery

バイク、F1やクルマ、音楽やギター、カメラやガジェットの話題を日々お届けするブログ

未分類

F1金メダルシステムを試算して蘇るチャンピオン

F1で、金銀銅メダル制を採用する案が出ていますが、果たしてそれは面白いシーズンとなるのでしょうか?

FIAは過去に遡ってメダル制でのチャンピオをシュミレーションした結果を公表しました。

結果は以下の通り

’58 マイク・ホーソン →→ スターリング・モス
’64 ジョン・サーティーズ →→ ジム・クラーク
’67 デニス・ハルム →→ ジム・クラーク
’77 ニキ・ラウダ →→ マリオ・アンドレッティ
’79 ジョディ・シェクター →→ アラン・ジョーンズ
’81 ネルソン・ピケ →→ アラン・プロスト
’82 ケケ・ロズベルグ →→ ディディエ・ピローニ
’83 ネルソン・ピケ →→ アラン・プロスト
’84 ニキ・ラウダ →→ アラン・プロスト
’86 アラン・プロスト →→ ナイジェル・マンセル
’87 ネルソン・ピケ →→ ナイジェル・マンセル
’89 アラン・プロスト →→ アイルトン・セナ
’08 ルイス・ハミルトン →→ フェリッペ・マッサ

この試算によればプロフェッサー・プロストは後期の2回チャンピオンを失う代わりに、若い頃の3回チャンピオンが増えるとになります。やっぱり若いころは天才的でアグレッシブな走りをしていた彼が、後期にプロフェッサーと呼ばれるほど、狡猾なシーズンを戦ったという変化は、このポイント制のせいだったのかもしれませんね。

また、何と言っても俄然目立つのは、ネイジェル・マンセル。
2回もチャンピオン獲得回数が増えるのです。
もう勝つことしか考えてなかった彼のドライビングスタイルがそのまま、反映されています。
一方で、割に合わないのが、ネルソン・ピケとニキ・ラウダのお二人・・・・

まぁ、このシュミレーションは後付けということで、もし、本当に過去メダル制だったとすれば、全然違う結果になっていたことでしょう。
ということで、「だからメダル制の方が面白い」と結論付けるのは、まったくもって、論理の飛躍ってことで、まぁ面白い試算として楽しみましょうね。

ちなみに、メダル制の弊害があるとすれば、レースでは3位の望みが得られないドライバーはやる気を失う、あるいは、エンジンを温存する走りになること。。。では無いでしょうか?

ネタ元はこちら:

メダルシステムの下では、ポイントシステムによりタイトルを獲得できなかったドライバーから新たに3名のワールドチャンピオンが誕生することになる。また、全体的な効果としてはワールドチャンピオンの数が減り、タイトル争いがより小規模のグループに集中することになる。特に1990年以前で結果が大幅に変わり、この20年はほとんど変わることはないそうだ。

FIA(国際自動車連盟)は、先に提案され話題を呼んだF1のメダルシステムについて、その試算について分析、結果を公表した。